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2007年01月12日

12/22 「不都合な真実」試写会&筑紫哲也公開討論会

12月22日(土)
映画「不都合な真実」試写会&筑紫哲也 公開討論会@京都


先日、地球温暖化問題を提言する「不都合な真実」の試写会とニュースキャスターでジャーナリストとして活躍する、筑紫哲也さんのティーチインが行われました。そのイベントの様子をご紹介します。

イベントの内容:
●映画「不都合な真実」試写会
●ティーチイン/筑紫哲也(ニュースキャスター)、大島堅一(立命館大学国際関係学部助教授)
●イベントレポート&ライター/西岡秀忠(龍谷大・2)
●カメラ/山野舞子(同志社大・2)

映画「不都合な真実」を観て


c/2006 by Paramount Classics, a division of Paramount Pictures. All rights
reserved.


『不都合な真実』
2007年1月20日(土)より
ナビオTOHOプレックス/TOHOシネマズ二条/OSシネマズミント神戸
他、全国ロードショー!


全米で話題沸騰となったこの映画は、アル・ゴア元副大統領が世界各地を飛び回り、地球温暖化を調査し、そこで得た真実を語るドキュメンタリー映画。彼が話す内容は正確なデータであり、かつすべてが真実。よってある者にとっては耳の痛い話です。つまり、それは「不都合な真実」にあたるわけです。彼が本当に世界の安全を考え、次の世代に美しい地球を残してあげたいという思いがひしひしと伝わり、観る者に強く訴えかけます。『手を貸してください。ただ一つしかない故郷を守るために』と…。

公開討論会の様子



初めて筑紫さんを生で見たんですが、やっぱり某テレビ局のニュース番組に出ているまんまでした! しかし、さすがはジャーナリストの筑紫さん。アメリカのことやいろんなことを知っておられて、聞いていてまったく飽きがこないすごくおもしろい内容でした。やっぱり、いろんな話の引出しを持っている人は楽しいです!!
さてそれはさておき、今回筑紫さんと立命館大学国際関係学部の大島さんから教わった内容を書きたいと思います。

●筑紫哲也さんからの発言



「今私たちにできることは(民間と政府レベルでの取り組み)・・・」
経済と環境は反比例するものではなく、むしろ日本は環境に対応できる技術(=マネーになる)を持っているんだからそれをうまく使っていくことが政府に課せられた課題です。世間では経済を維持していかないといけないから環境問題は後回しになっていますが大間違いなのです。むしろこれからは環境問題に積極的に取り組む企業が成功していくように私は思います。
 次に民間、つまり私たちにできることですが、“無理は長続きしない”を意識することからスタートし、“民主主義なんだから”というキーワードを忘れないこと。私たちが、いくら環境が大切だから環境にどんなに良いことをしようとしても続かなければ同じです。無理なダイエットと同じです。自分のできる80%でいいから続けられることをするのが大切なわけで。
 環境問題には様々な雑音があり、自分の都合のいいようにしか解釈しないわけで、まったく真実が何なのかあやふやになっています。そこで、不都合な真実かもしれませんが目を背けず、しっかり耳を傾けてこの映画を観てください。(決して私は映画会社の回し者ではないですよ笑)
 私たちの国、日本はせっかく民主主義に国なんですから、もし政治家が「不都合な真実」に耳を傾けないのなら、私たちが行動を起こし政治に圧力をかけることができます。このように政治家に環境問題を気づかせ今の流れを変えさせることができるのは私たち日本人だけなのです。
 最後に、これは政府・民間を通していえることなんですが、『環境に気を遣っている人をかっこいいと思う』ように変えることです。私たち日本人は、熱しやすく冷めやすい性格です。それでいて一生懸命をかっこ悪いと思う癖があり、なかなか良いことを続けていることがライトを浴びる機会がなかったように思えます。しかし、日本人はブランドが大好きですよね。もっと“環境というブランド価値”を高めていけば、もっともっと環境について関心を持つかっこいい国になるのではないでしょういか。

●立命館大学国際関係学部助教授/大島堅一さんからのコメント



環境問題は、ここ20年が勝負らしいです。環境問題は、一端起こってしまうと元にはもどらず、どんどん蓄積されていき、もう今やすぐに手を打たなければ危ない状況まできています。
 そこで、環境問題にどれだけの予算をつぎ込めばいいかというと、年間5兆円だそうです。これだけを聞くと莫大な税金がいると思いますが、GDPの1%にすぎず、たったそれだけで環境問題に対し長期的に大きなプラスになります。意味もない道路を作ったりしなければすぐに用意できるみたいですよ。

 ここのように環境問題はかなり深刻な状態まできてしまいました。だからといってもう諦めるのではなく、これからどうしようと考え、行動してみませんか?どうして良いかわからないひとは、とりあえず映画館に足を運んでこの映画を観てください。そして、そこで得た知識を生かし、自分のペースで環境問題に取り組んでみましょう。そんなあなたが、本当のかっこいい人です!

          I t never hurt to try!


●イベントに参加したライター西岡の感想

 あなたは地球温暖化を知っていますか?どの程度?この映画を見れば私たちの地球温暖化に対する知識がいかに薄っぺらなもので、いかに周りの雑音に振り回されていたかがわかります。そして本当の事実を目の当たりしたとき、こう思う人がいるかもしれません。「誇張しすぎてるよ」「そんな実感ないし、他の国のことだからいいや」しかし、本当にそう言い切れるのでしょうか?
 「今年の紅葉遅いよなぁ。もう12月やのに・・・。もしかしたら数年後にはクリスマスに紅葉が見ごろになる日が来たりして!」と冗談まじりに友達と話していた何気ない会話を思い出しました。それに記憶に新しい台風や北海道で起きた竜巻の被害。数十年前とはどこか違う出来事が、日本でも起こり始めています。
 映画の中でこんな例え話がありました。「沸騰したお湯にカエルを入れると、カエルは周りに変化に気づきお湯から出ようとする。しかし、水に入れたカエルを徐々に沸騰させていくとカエルは周りの変化に気づかず…しまいにはゆでガエルになりかける」と。これはまさに今の私たちを表したものです。小さな変化に気づかず慣れてしまい、いつの間にかとんでもないことに…。あなたにも身近にそんな経験はありませんか?自慢じゃありませんが私は多々あります。気づいた時には後の祭りみたいな。これがもし環境についてだったと考えると…後悔だけじゃ済まされないです。
  では、どうやったらゆでガエルにならずにすむのでしょうか。筑紫さんが仰っていた言葉を引用させてもらいますが、『過去と未来とを関連づけて今を考えること』だと私は思います。そしてなによりこの映画を観て、感じたこと忘れないで自分にできる環境問題対策について考えて行きたいと思います。

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