2006年12月07日
11/26 山本敏晴×岩本悠 トークセッション

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イベント名:山本敏晴×岩本悠 トークセッション
「これからあなたにできる国際協力」
日時:11月26日(日)
場所:同志社大学今出川キャンパス寧静館31番教室
主催:
同志社大学 国際居住研究会
http://www.geocities.co.jp/doshisha_kyojyuu/
立命館大学 Rits BLOH
http://ritshabitat.fc2web.com/
レポートライター:福山真司(同志社大学・2)
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今回の講師について 簡単に説明します。

○山本敏晴さん
http://www.ets-org.jp/
「宇宙船地球号」という言葉をどこかで聞いたことありませんか? その代表が山本さんです。
山本さんは医師であり、国際協力師という活動をなされているかたです。発展途上国を歩き回り、治療を行いつつ、その国の経済を立て直していく。「本当に意味のある国際協力」を常に求め、自己満足に終わらない活動を行っている。
詳しくはこちらを参照してください
http://www.ets-org.jp/


○岩本悠さん
大学2年生のときに、自分が何をしたいのかわからず、海外に出て世界を知るため、「流学」(留まり学ぶのではなく、さまざなま場所に訪れる)を実施。 約1年間 海外をまわり、そこで感じた事を自費出版で「流学日記」を出版。アフガニスタンで学校をつくるゲンキ地球NETを立ち上げる。約一年で実現をし、現在さまざな講演会やワークショップを行っている。
詳しくはこちらを参照してください
http://ryu-gaku.travel.to/
http://www.genkidama.com/
このような 世界に羽ばたく二人がゲストスピーカーとしていらしてくださいました。
実際のトークセッションでは、
○二人が国際活動をすることになったきっかけ
○国際協力とは?
○国際協力はなぜ必要か?
などの質問に二人の価値観を話したのち、個別質問をするというものでした。

↑ 質問に答える 岩本さん
山本さんは、昔漫画「火の鳥」で読んだストーリーが印象的だったことがきっかけであるといっていました。
「火の鳥」は人類が何十年後か、地球の資源を使いすぎ、やがてなくなってしまいます。そこで人間たちは自分たちが助かるために資源の取り合いを行い、戦争を行う というものです。
point!
★私たち日本人と世界の人の関わり、とはどんなものがあるでしょうか?★
日本のエネルギー資源自給率は3%です。つまり私たちが生活をするためには、海外から石油なりの資源を輸入しなくてはなりません。日本は自国だけでは生きてはいけないのです。
そこで、日常の生活の中である。ゴミについて もう一度考えなそう。
また
国際協力師
という、発展途上の人たちを助けて給料をもらえる職業の紹介を行ってくれました。山本さん自身が、医師であり、国際協力師でもあります。
現在の発展途上国への先進国からの支援は、欧米の価値感を押しつけがちではないか?
本当にその発展途上国の経済支援にとっていいことは、自国の文化を中心に考え、その国で暮らす人達で継続できる経済基盤をつくることではないか?
また支援者の自己満足にならないように第三者機関に査定してもらう
といったことを行ってきたらしいです。
詳しい活動内容は 上記のHPでみてください。
私自身、国際問題とはかなりかけ離れた問題だと、思っていましたが、自分たちに何かできる、生活の中でも協力できることを見つけ、実行していくことが重要なんだと、強く思いました。

岩本さんは、
世界を旅することで多くの人のお世話になった。自分自身ができることは、なんだろう? というきっかけで、世界に恩返しをしようと、学校建設を始めました。 なぜ学校か?と言うと、岩本さんは、世界を自分の勉強の場として旅をして、多くの人々から感じとり、勉強をしてきました。
「世界が僕らの学校だ」 というひとつのテーマを見つけ、自分も何か恩返しを、、という意味で学校建設にいたったのです。
山本さんにたいして、真逆で自分の国際協力とは、「自己満足である」 とおっしゃっていました。自分の人生って、何のためにあるんだろう? 自分も楽しめる、他人でも喜んでもらう、これって、うれしい! ということだけなんです。
と笑顔
で話していました。
実は私は「流学日記」を読んでいました。そこで著者である岩本さんに会えるのが楽しみでした。学生時代に書いた本なので、私たち大学生と似た視線であり、考えることも似ている。 実際に話してみても、親しみやすく、気さくな方でした。

↑多くの学生が真剣に聞いていました
国際社会・英語・資格といった言葉に私たち大学生は振り回されすぎじゃないんでしょうか?
「TOEICを就職のためになんとなくやっている」
という人があまりにも多すぎるように思えます。
その必要性とは実際に自分が経験をしたり、お二人のように実際に国際問題について知っている話を聞くことが大切だと思います。
そこで、自分が本当に必要なのかをもう一度考え直し、見つめ直してからでも遅くないんじゃないでしょうか?
この講演会は 非常にためになった、視点が広がったという ことを感じました。
ルポ
ガクシン記者
同志社大学 社会学部 福山真司

○山本敏晴さん
http://www.ets-org.jp/
「宇宙船地球号」という言葉をどこかで聞いたことありませんか? その代表が山本さんです。
山本さんは医師であり、国際協力師という活動をなされているかたです。発展途上国を歩き回り、治療を行いつつ、その国の経済を立て直していく。「本当に意味のある国際協力」を常に求め、自己満足に終わらない活動を行っている。
詳しくはこちらを参照してください
http://www.ets-org.jp/


○岩本悠さん
大学2年生のときに、自分が何をしたいのかわからず、海外に出て世界を知るため、「流学」(留まり学ぶのではなく、さまざなま場所に訪れる)を実施。 約1年間 海外をまわり、そこで感じた事を自費出版で「流学日記」を出版。アフガニスタンで学校をつくるゲンキ地球NETを立ち上げる。約一年で実現をし、現在さまざな講演会やワークショップを行っている。
詳しくはこちらを参照してください
http://ryu-gaku.travel.to/
http://www.genkidama.com/
このような 世界に羽ばたく二人がゲストスピーカーとしていらしてくださいました。
実際のトークセッションでは、
○二人が国際活動をすることになったきっかけ
○国際協力とは?
○国際協力はなぜ必要か?
などの質問に二人の価値観を話したのち、個別質問をするというものでした。

↑ 質問に答える 岩本さん
山本さんは、昔漫画「火の鳥」で読んだストーリーが印象的だったことがきっかけであるといっていました。
「火の鳥」は人類が何十年後か、地球の資源を使いすぎ、やがてなくなってしまいます。そこで人間たちは自分たちが助かるために資源の取り合いを行い、戦争を行う というものです。
point!
★私たち日本人と世界の人の関わり、とはどんなものがあるでしょうか?★
日本のエネルギー資源自給率は3%です。つまり私たちが生活をするためには、海外から石油なりの資源を輸入しなくてはなりません。日本は自国だけでは生きてはいけないのです。
そこで、日常の生活の中である。ゴミについて もう一度考えなそう。
また


現在の発展途上国への先進国からの支援は、欧米の価値感を押しつけがちではないか?
本当にその発展途上国の経済支援にとっていいことは、自国の文化を中心に考え、その国で暮らす人達で継続できる経済基盤をつくることではないか?
また支援者の自己満足にならないように第三者機関に査定してもらう
といったことを行ってきたらしいです。
詳しい活動内容は 上記のHPでみてください。
私自身、国際問題とはかなりかけ離れた問題だと、思っていましたが、自分たちに何かできる、生活の中でも協力できることを見つけ、実行していくことが重要なんだと、強く思いました。

岩本さんは、
世界を旅することで多くの人のお世話になった。自分自身ができることは、なんだろう? というきっかけで、世界に恩返しをしようと、学校建設を始めました。 なぜ学校か?と言うと、岩本さんは、世界を自分の勉強の場として旅をして、多くの人々から感じとり、勉強をしてきました。
「世界が僕らの学校だ」 というひとつのテーマを見つけ、自分も何か恩返しを、、という意味で学校建設にいたったのです。

山本さんにたいして、真逆で自分の国際協力とは、「自己満足である」 とおっしゃっていました。自分の人生って、何のためにあるんだろう? 自分も楽しめる、他人でも喜んでもらう、これって、うれしい! ということだけなんです。
と笑顔

実は私は「流学日記」を読んでいました。そこで著者である岩本さんに会えるのが楽しみでした。学生時代に書いた本なので、私たち大学生と似た視線であり、考えることも似ている。 実際に話してみても、親しみやすく、気さくな方でした。

↑多くの学生が真剣に聞いていました
国際社会・英語・資格といった言葉に私たち大学生は振り回されすぎじゃないんでしょうか?
「TOEICを就職のためになんとなくやっている」
という人があまりにも多すぎるように思えます。
その必要性とは実際に自分が経験をしたり、お二人のように実際に国際問題について知っている話を聞くことが大切だと思います。
そこで、自分が本当に必要なのかをもう一度考え直し、見つめ直してからでも遅くないんじゃないでしょうか?
この講演会は 非常にためになった、視点が広がったという ことを感じました。
ルポ
ガクシン記者
同志社大学 社会学部 福山真司
Posted by ガクシン記者 at 11:53│Comments(0)
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