2007年11月09日
10/20 映画「茶々-天涯の貴妃(おんな)-」記者会見
12月22日から公開される映画「茶々-天涯の貴妃(おんな)-」。
戦国時代、織田信長の姪として生まれ、豊臣秀吉の側室となり、徳川家康と天下を賭ける決戦を繰り広げた女性・茶々。その激動の生涯を、壮大なスケールで描き出した時代劇大作が誕生する。
現在も撮影が行われている東映京都撮影所での記者会見に、ガクシン記者の笠井(京都外大・4)がお邪魔してきました!
「茶々-天涯の貴妃(おんな)-」
12月22日(土)より全国東映系にて公開
(C)2007 「茶々」製作委員会
原作:井上靖「淀どの日記」(角川文庫)
監督:橋本一
脚本:高田宏治
出演:和央ようか、寺島しのぶ、富田靖子、高島礼子、余貴美子、
原田美枝子、中村獅童、渡部篤郎、松方弘樹(特別出演)
配給:東映
<ストーリー>
茶々、はつ、小督は戦国武将・織田信長の妹・お市の方と小谷城の城主・浅井長政との間に生まれた。両親は戦乱に渦に散り、秀吉の囚われ人として暮らすことになった三姉妹。はつ、小督と姉妹が嫁ぎ、一人残された茶々。そんな茶々を見初めたのは、両親を死に追いやった憎い仇の秀吉であった。そして戦乱を生き抜く女たちの物語が始まっていく。激動の時代を生きた女たちの姿を描く
戦国時代、織田信長の姪として生まれ、豊臣秀吉の側室となり、徳川家康と天下を賭ける決戦を繰り広げた女性・茶々。その激動の生涯を、壮大なスケールで描き出した時代劇大作が誕生する。
現在も撮影が行われている東映京都撮影所での記者会見に、ガクシン記者の笠井(京都外大・4)がお邪魔してきました!
「茶々-天涯の貴妃(おんな)-」
12月22日(土)より全国東映系にて公開
(C)2007 「茶々」製作委員会
原作:井上靖「淀どの日記」(角川文庫)
監督:橋本一
脚本:高田宏治
出演:和央ようか、寺島しのぶ、富田靖子、高島礼子、余貴美子、
原田美枝子、中村獅童、渡部篤郎、松方弘樹(特別出演)
配給:東映
<ストーリー>
茶々、はつ、小督は戦国武将・織田信長の妹・お市の方と小谷城の城主・浅井長政との間に生まれた。両親は戦乱に渦に散り、秀吉の囚われ人として暮らすことになった三姉妹。はつ、小督と姉妹が嫁ぎ、一人残された茶々。そんな茶々を見初めたのは、両親を死に追いやった憎い仇の秀吉であった。そして戦乱を生き抜く女たちの物語が始まっていく。激動の時代を生きた女たちの姿を描く
<いよいよインタビューが始まります!>
最盛期には撮影所が11ヶ所も存在し、日本のハリウッドと称されていた京都。
今日においては数少ない撮影所のうちの一つである東映京都撮影所で記者会見が行われました。
会見が始まる前から緊張の連続。それではいざ出陣!
テレビカメラ6台、記者陣総勢60人以上という大規模の取材陣。
記者会見場は熱気が溢れていました。
当作品の注目度の高さをうかがい知る事ができます。
TV時代劇『白虎隊』や映画『新仁義なき戦い 謀殺』を手掛けた橋本一監督。
39歳という監督としては若年ではあるものの、
その若さを武器に戦国の世を舞台にしたファンタジーを表現すべく、
作品に込めた熱い思いを存分に語っていただきました。
「出来るだけ良い面を引き出して和央さんなりの茶々を作っていきたい。
女性が虐げられていた時代なので茶々という一人の女性を通し、ある時は男らしい顔、
ある時はお姫様という色んな顔を持った強い女性というのを全面に押し出して描いていきたい」
また当作品の方向性については「常に火花を散らして戦っているような作品になる。
僕としては活劇を撮っているような感覚ですね。
何年にこの戦いが起きたなど時代考証に基づいて制作するのではなく、
僕らなりに戦国時代を解釈し、茶々に属したストーリーを展開するために、
時代的事実は承知の上であえてそれは外して作っています」とのこと。
重要な情報を聞き漏らさないよう、必死に書いています。
必死なだけでなく、実は極度に緊張しています。
でもメモを撮る手は止まらない。メモは記者としての基本ですから!
伏見桃山城を大阪城に再現
クライマックスの大阪夏の陣では、京都にある伏見桃山城を2ヶ月費やし、
全高い500m五層の天守閣を全面改装して大阪城に見立てて撮影。
やることの規模が大きいです。ちなみにこちらは模型です。
記者会見は太秦の歴史ある東映撮影所内で行われました。
取材している隣はセットです。
普段、見ることのない映画のセットを間近に見ることができました!
本作品を彩る豪華キャストを迎え、緊張した空気の中、会見がスタート。
金屏風を背に各人色鮮やかな着物に身を包み、目映いほどのオーラが。
左から橋本一監督、大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)役・高島礼子さん、
茶々役・和央ようかさん、小督(おごう)役・寺島しのぶさん、豊臣秀吉役・渡部篤郎さん。
橋本監督は「こうして並んでいると僕も何か(派手な衣装でも)
着てくればよかったなあと思ってます(笑)」とコメント。
気丈な女性である茶々を演じる和央ようかさんは元宝塚歌劇団宙組男役トップスター。
174cmの長身により気強さが強調され、記者陣一同視線は釘付けです。
「初着物は恥ずかしいが自分のものにしたい」と和央さん。歩き方にも気を遣っている模様。
高島さん曰く、「かなり内股に神経を使ってますね
の男役ではない女性らしい和央さんを見れて得した気分になったりもします(笑)
でもやはり歩く時の足音や襟の正し方で男役の一面も見られます」とのこと。
和央さんは「初めて台本を読んだときに“おもしろい!”と思って何度も読み返しました。
茶々は現代の女性から見ても共感を持てると同時に憧れる女性像だと思います。
なよなよとしていない点は自分と似ているし、茶々のように生きたい、
見習いたいなと思っています」と茶々に対する思い入れが強い様子。
茶々を側室としてむかえる秀吉を演じる渡部さんは「秀吉の役を頂いて光栄に思っています。
大きな作品なのでご迷惑のかからないように・・・
年齢もいいところまで来てるので迷惑をかけないように日々頑張っています。
和央さんはビシっとしていて立派です。僕なんか引っ張られてますんで(笑)」と
渡部さんらしいユニークなコメントで現場の笑いをかっさらいます。
また茶々の妹である小督役をつとめる寺島さんは
姉妹対決への期待を膨らませた様子で「茶々は勇ましいけれど心の中は意外にもろい。
反対に小督は表がソフトなだけに中身がしっかりしている。
この対比が出たら面白いんじゃないかなと監督と話をしました」とコメント。
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<記者会見を終えて> 学生記者:笠井の感想
無事取材終了。
あっという間に過ぎ去ってしまった記者会見ですが、
監督や俳優という自分にとっては遠い存在に思えていた人々の人間らしさを
垣間見ることができたように思います。
役者魂というものを目の当たりにした感動は一生ものです。
2007年12月22日全国東映系ロードショー。公開初日に特等席で見てほしい作品です。
では私はこれにて退却! 笠井(京都外大・4)
最盛期には撮影所が11ヶ所も存在し、日本のハリウッドと称されていた京都。
今日においては数少ない撮影所のうちの一つである東映京都撮影所で記者会見が行われました。
会見が始まる前から緊張の連続。それではいざ出陣!
テレビカメラ6台、記者陣総勢60人以上という大規模の取材陣。
記者会見場は熱気が溢れていました。
当作品の注目度の高さをうかがい知る事ができます。
TV時代劇『白虎隊』や映画『新仁義なき戦い 謀殺』を手掛けた橋本一監督。
39歳という監督としては若年ではあるものの、
その若さを武器に戦国の世を舞台にしたファンタジーを表現すべく、
作品に込めた熱い思いを存分に語っていただきました。
「出来るだけ良い面を引き出して和央さんなりの茶々を作っていきたい。
女性が虐げられていた時代なので茶々という一人の女性を通し、ある時は男らしい顔、
ある時はお姫様という色んな顔を持った強い女性というのを全面に押し出して描いていきたい」
また当作品の方向性については「常に火花を散らして戦っているような作品になる。
僕としては活劇を撮っているような感覚ですね。
何年にこの戦いが起きたなど時代考証に基づいて制作するのではなく、
僕らなりに戦国時代を解釈し、茶々に属したストーリーを展開するために、
時代的事実は承知の上であえてそれは外して作っています」とのこと。
重要な情報を聞き漏らさないよう、必死に書いています。
必死なだけでなく、実は極度に緊張しています。
でもメモを撮る手は止まらない。メモは記者としての基本ですから!
伏見桃山城を大阪城に再現
クライマックスの大阪夏の陣では、京都にある伏見桃山城を2ヶ月費やし、
全高い500m五層の天守閣を全面改装して大阪城に見立てて撮影。
やることの規模が大きいです。ちなみにこちらは模型です。
記者会見は太秦の歴史ある東映撮影所内で行われました。
取材している隣はセットです。
普段、見ることのない映画のセットを間近に見ることができました!
本作品を彩る豪華キャストを迎え、緊張した空気の中、会見がスタート。
金屏風を背に各人色鮮やかな着物に身を包み、目映いほどのオーラが。
左から橋本一監督、大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)役・高島礼子さん、
茶々役・和央ようかさん、小督(おごう)役・寺島しのぶさん、豊臣秀吉役・渡部篤郎さん。
橋本監督は「こうして並んでいると僕も何か(派手な衣装でも)
着てくればよかったなあと思ってます(笑)」とコメント。
気丈な女性である茶々を演じる和央ようかさんは元宝塚歌劇団宙組男役トップスター。
174cmの長身により気強さが強調され、記者陣一同視線は釘付けです。
「初着物は恥ずかしいが自分のものにしたい」と和央さん。歩き方にも気を遣っている模様。
高島さん曰く、「かなり内股に神経を使ってますね
の男役ではない女性らしい和央さんを見れて得した気分になったりもします(笑)
でもやはり歩く時の足音や襟の正し方で男役の一面も見られます」とのこと。
和央さんは「初めて台本を読んだときに“おもしろい!”と思って何度も読み返しました。
茶々は現代の女性から見ても共感を持てると同時に憧れる女性像だと思います。
なよなよとしていない点は自分と似ているし、茶々のように生きたい、
見習いたいなと思っています」と茶々に対する思い入れが強い様子。
茶々を側室としてむかえる秀吉を演じる渡部さんは「秀吉の役を頂いて光栄に思っています。
大きな作品なのでご迷惑のかからないように・・・
年齢もいいところまで来てるので迷惑をかけないように日々頑張っています。
和央さんはビシっとしていて立派です。僕なんか引っ張られてますんで(笑)」と
渡部さんらしいユニークなコメントで現場の笑いをかっさらいます。
また茶々の妹である小督役をつとめる寺島さんは
姉妹対決への期待を膨らませた様子で「茶々は勇ましいけれど心の中は意外にもろい。
反対に小督は表がソフトなだけに中身がしっかりしている。
この対比が出たら面白いんじゃないかなと監督と話をしました」とコメント。
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<記者会見を終えて> 学生記者:笠井の感想
無事取材終了。
あっという間に過ぎ去ってしまった記者会見ですが、
監督や俳優という自分にとっては遠い存在に思えていた人々の人間らしさを
垣間見ることができたように思います。
役者魂というものを目の当たりにした感動は一生ものです。
2007年12月22日全国東映系ロードショー。公開初日に特等席で見てほしい作品です。
では私はこれにて退却! 笠井(京都外大・4)
Posted by ガクシン記者 at 19:52│Comments(0)
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