2007年09月01日
8/17 59回日米学生会議 京都フォーラム
===================================
イベント名:第59回日米学生会議 京都フォーラム
日程:2007年8月17日(金)12:30~16:00 16:20~17:20(交流会)
場所:京都市国際交流会館イベントホール(地下鉄東西線蹴上駅徒歩6分)
レポートライター:岩田拓真(京都大学・4)
===================================
8月17日、第59回日米学生会議の最後のメインイベントとなる京都フォーラムが一般公開で行われた。
まず、日米学生会議(Japan-America Student Conference-JASC)をご存知だろうか?
日米国際会議とは、戦前の1934年に発足した日本初の学生国際交流団体である。
戦時中など休会されていた時期もあるが、基本的には毎年開催されており、今年でなんと59回目。
OBには宮沢喜一元首相(日)やキッシンジャー元国務長官(米)などの名前も連ねられているというから驚きだ。
多数の応募の中から日本36名アメリカ36名、計72名(実行委員16名を含む)の学生が選ばれ、1ヶ月間にわたって共同生活をするというのが本会議の特徴。
本会議中の主な活動としては、分科会活動、フィールドトリップ、そしてフォーラムなどがある。
1年ごとに日米交互に開催され、今年は日本にて行われたのである。 続きを読む
2007年07月23日
6/23 100万人のキャンドルナイトin京都・陶板名画の庭
===================================
イベント名:100万人のキャンドルナイトin京都・陶板名画の庭
日程:6月23日(土)
場所:京都府立 陶板名画の庭(地下鉄北山駅近く)
レポートライター:深井宏美(京都女子大学・2)
===================================
6月23日、京都北山の陶板名画の庭にて、キャンドルナイトが行われた。
[100万人のキャンドルナイトin京都・陶板名画の庭]
「100万人のキャンドルナイト」という運動を、みんなは知っているだろうか。毎年、夏至と冬至の20時から22時までの2時間電気を消し、キャンドルの灯りのもとで省エネルギー&スローな夜を過ごしましょう、という運動だ。
【イベント内容】
・約1000本のキャンドルアート
・地元小学生が作ったメッセージキャンドル展示
・芸術系大学、中高生が作成したオリジナルのデザインキャンドル展示
1000本以上のキャンドルが建築家・安藤忠雄の手による美術館、「陶板名画の庭」にならべられた。
そして、館内には陶板画という特殊な技術により原画に極めて忠実なかたちで再現された、世界各国の名画たちの展示。
【ライブ】
・オカリナアンサンブル「アンシャンテ」
・楽々(ララ)
中国の弦楽器・二胡の女性グループ。
・上賀茂PTAコーラス(Aチーム、Bチーム)
そもそも、このキャンドルナイトを京都で行おうとしたきっかけとは?
代表の方にお話を聞いてみた。
2003年、NPO大地の会が東京タワー一帯で人工の明かりではなく、キャンドルで過ごすというイベントを行われ、やがてそれが全国に派生していった。そして去年の神戸でのキャンドルナイトにスタッフとして関わった、代表の松嶋さんが「キャンドルナイトをぜひ京都でも!」と活動を始められたのだ。
松嶋さんは、「活動をしていくにつれ、ただ単に、キャンドルナイトをするだけでなく、京都のことをもっと伝えてもっと好きになってほしいと思うようになった。そして、このイベントで、人間もキャンドルも1つでは儚いけれど、それが集まると、こんなふうに温かい空間がつくれる。今、世界では、環境問題や戦争など、様々な問題がいわれるが、いい未来を臨んで動けば、人間も世界も動かせる。そして、このキャンドルナイトという、多くの人々が親しみを持ちやすい、あたらしい省エネ運動を、京都議定書が発効された、この京都の街からも発信していきたい」と。
また、スタッフの小山さんも、「キャンドルナイトの良さを伝えて、エコを考えるきっかけになってほしい、来てくれた人の一人にでもそれに気づいてくれれば」と語られた。そして、これからについて尋ねると、「続けることに意味がある!来年もぜひやりたい」と答えてくれた。
足下で優しく灯る、キャンドルの光。
人工的な電気では醸し出すことのできない、独特の雰囲気。
そんな中で見る、様々な名画たち。
その中で聞く、トーンチャイムというハンッドベルによく似た楽器の音色は、とても心地よく、優しく耳に流れ込んできた。元PTAの方々は、「赤いスイートピー」や「私のお気に入り」など数曲演奏してくれた。
そして最後は、滝の演出!!!優しい光に包まれ、優しい水の音を聞く。。。
なんだかとても癒された。そのまま電車ではなく、歩いて帰りたい気分だった。