5/26 MINIA 第0回 リーダーサポート勉強会

ガクシン記者

2007年05月27日 00:00


===================================
イベント名:MINIA 第0回 リーダーサポート勉強会
日程:5月26日(土)15:30〜19:00予定(開場15:00)
場所:毎日新聞京都ビル7階ホール
主催:MINIA―学生文化開発研究所―
当日の内容
  15:30~15:35 はじめに
  15:35~15:45 参加者紹介
  15:45~16:15 アイスブレイク
  16:15~16:55 パネルディスカッション
  16:55~17:05 休憩
  17:05~17:35 グループディスカッション
  17:35~18:05 発表・まとめ
  18:05~18:15 休憩
  18:15~18:45 フリータイム
パネラー
  料亭 京都吉兆 嵐山本店総料理長 徳岡邦夫氏
  毎日新聞記者 奥野敦史氏
コーディネーター
  MINIA理事 乾明紀(佛教大学職員 京都造形芸術大学非常勤講師)
  MINIA学生代表 中村祐介(立命館大学・4)
参加料金:無料
レポートライター:岩田拓真(京都大学・4)

MINIA 学生文化開発研究所
http://www.minia.info/
===================================

京都に学生シンクタンクが出来たのを知ってますか?知らない人がほとんどだと思います。そう、MINIAはまだ結成ほやほやの小さな団体。けれど、掲げる目標は誰にも負けないほど大きいです。

学生生活を意義あるものにしたい、所属する学生団体の活動をもっと活発化したい、そのために何か新しいこと・大きなことを始めようとしている学生団体がたくさんあります。MINIAの目標は、そんな学生団体をネットワークでつなぎ、学生団体の「やりたい!」をサポートすること。学生団体が集まる大きなネットワークの中で、色々な学生が行き交い、それぞれの豊かなアイデアと少しのチャレンジ精神が出会うことで、無限の可能性が生まれるんじゃないだろうか。MINIAの学生スタッフは皆そう思って活動しています。

そんな学生の中でも学生団体のリーダーは、学生のパワーを如何なく発揮できる存在です。そして京都には多くのサークル・学生団体がすばらしい活動をおこなっています。そんな学生団体のリーダー同士が繋がり刺激しあうことができれば、今までにない『学生文化』という大きなパワーを生み出せるのではと考えて、今回のイベントが企画されました。
第0回は学生団体代表という限られた存在しか参加することの出来ないイベントでしたが、内容は充実しており、これから第1回、第2回とだんだんと多くの学生を巻き込んでネットワークを創造して行く、そんなMINIAの姿が頭の中をよぎりました。

 以下、イベントの内容を紹介したいと思います。

MINIA 第0回 リーダーサポート勉強会の主な内容は、学生団体リーダー同士の交流とパネラーによるディスカッションです。

 今回集まったのは、アイセック京都大学委員会、Wake me up Consultant、Ecompass、ガクシン、学生団体iSM、KYO-YOU、京都学生祭典、グッドサマリタンクラブ、Ground Zero、KGB、劇団ケッペキ、C4、SHIP07実行委員会、3D、TAP、大風流2007実行委員会、同志社キャンパス通信、DVT、DOORS、PEERNEST、和’s、模擬国連、トモツクの代表の方々です。まず5つのグループに分かれ、団体紹介、アイスブレイクを経て、パネルディスカッションが始まりました。

パネラーは、京都吉兆嵐山本店総料理長の徳岡邦夫さんと毎日新聞記者の奥野敦史さんです。テーマは、人脈。それぞれの分野で大いに活躍されているお二人がこれまで築いてこられた人脈、その中で心がけていたこと、更には人とのつながりで得られた貴重な経験談なんかもあり、終始いいムードで会話は進んでいきました。



徳岡さんのセリフの中で心に残っているのは、「人脈は作ろうと思って出来るものではなく、こびず自分を素直に出すことが人と人とを繋げていく」という言葉です。人間関係はギブ&テイクだと言うことが出来ると思います。ギブ&テイクと言うとどこかお金や物に関して考えてしまいますが、恋人関係や友人関係であっても、気持ちや言葉といった形に出来ないものが交換されているはずです。そのギブ&テイクの中で、自分は相手に何をしてあげることが出来るだろうか。そういうことが大事なんだと徳岡さんは語っておられました。料理人かミュージシャンか迷った20歳から努力を重ね、ここまで登り詰めた徳岡さんのエピソードには力があり、納得させられることがたくさんありました。



奥野さんは「仕事の付き合いと友達のくぎりはなく、面白い友達が出来るとそれが仕事になる」とおっしゃっていて、新聞記者らしい人との繋がりについて話されていました。お二人の話を聞いていて感じたのは、人脈を作ろうと思う前にもっと大事なことがあるということ。それは、何かをしたいという好奇心であったり、心を開いてもらうためのコミュニケーションだったり、自分が頑張ってる姿勢かもしれません。何が大事なのかは人によって異なると思いますが、それを追い求めて行く中で人脈は自然に出来て行くものではないでしょうか。

 そして、グループディスカッション。テーマは、「今日の出会いを核とした人脈で何が出来るか」。各グループ、自分の団体が今までやってきたことを説明しあい、その上でお互いの団体のいいところを組み合わせて何か出来ないだろうか、と真剣に話し合っていました。その後全体で発表がありましたが、さすが代表と言わんばかりの熱気がこもった発表ばかりで、みんな各グループの発表に聞き入っていました。

 

 

最後にフリータイムがあり、そこらかしこで自由に会話が繰り広げられ盛り上がっていて、これこそが今日の一番大事な人脈だなあと思いながらイベント会場を去りました。
関連記事